2013年12月7日土曜日

ワールドカフェ

宗像合併10周年シンポジウム「宗像とことんトーク」に行ってきました。
2003年の旧宗像市と玄海町の合併から10年、大島村との合併から8年たつという
今年、合併後の宗像市のまちづくりを振り返り、これからについて一緒に語り合い
ましょう、というもの。
谷井市長の合併メリットを活かしたまちづくり、借金を増やさずに赤間駅前の開発などまちづくりへ投資。繰り上げ償還をしていて、健全な財政運営を行っている、旧宗像市の教育、文化、都市機能、旧玄海町の歴史、観光、漁業、旧大島村の自然、歴史と地域の魅力を活かしたまちづくりをしているなどの説明がありました。

その後、隠岐島の海士町で高校を復活させた豊田さん、佐賀県で学童保育の支援
をする石橋さん、コラムニストトコさん、ユリックス館長松永さん、谷井市長による
シンポジウムが津屋崎ブランチの山口さんの進行で行われました。

まあ、ここまでは普通のやりかたでしょうが、その後おもしろかったのが、出席者全員
によるワールドカフェ。4~5人づつのテーブルに分かれてじっくり語り合うという、まさにとことんトークです。

参加者は、高齢者から高校生、中学生。男女はもちろん、市内外からの参加あり。
飯塚、大牟田からきたという行政マン、コミ二ティの事務局の方、宗像職員、先生に
話を聞いて自主的に参加したという高校生。多彩な参加者です。

しばらくひとつのテーブルで話をしたあと、別のテーブルに行って、今度は違う方と
お話をするというのがワールドカフェ。話をしながら紙のテーブルクロスにメモっていく。メモったものを見て、また話していく。最後には、最初いたテーブルに戻って、他
で聞いてきた話をする。いろんな人の話を多くの人たちで共有していくことになる。

最初に一緒になったテーブルの若い女性が、これは面白い、はまってしまいそうと
嬉しそうに語ってあったのが印象的でした。同席した高校生も楽しかったと感想を
述べてましたが、自分が育った地域で自分にできることで貢献したいと、頼もしい
言葉を披露してくれました。

宗像のこのやり方は、あちこちの行政の注目を浴びているようで、そのうちに市民
参加の手法として広がっていくだろうという予感がしました。

それにしても、近いのに古賀市からは職員の参加はなかったかな?と残念でした。

古賀市でも、ワールドカフェやりたいな!




テーブルにはお茶とお菓子が準備されています

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