2016年8月30日火曜日

9月議会初日

8月30日(火)第3回定例会が始まりました。


27年度の決算を審査する議会ですが、初日は25件の議案が上程されました。


補正予算が7件、決算が8件、人事案件が5件、報告が2件、専決処分が2件、条例改正1件です。


補正予算、決算審査は後日特別委員会が開かれます。


私は、子宮頸がんワクチンの被害者の早期救済を求めて意見書を提出しました。


1日に大綱質疑があり、最終日に採決があります。




議会終了後、政策推進会議が開かれましたが、路線バスのアンケートの集計について報告がありました。多くの方に協力いただき、たくさんのアンケートが回収できました。
まだ出されてない方は、議会だよりに挟んでいますアンケート用紙を利用して提出お願いします。

2016年8月24日水曜日

9月議会

8月30日(火)から第3回の定例会がはじまります。


昨日、議案書がでました。


今回の議会は決算審査をする議会ですが、そのほかには1億7千万の補正予算があり、委員会付託する議案は1件です。人事案件が人権擁護委員、選挙管理委員会の委員。
意見書、請願が1件づつ。


意見書は、子宮頸がんワクチン副反応被害者の早期救済を求めて、阿部が提出します。


25日の議会運営委員会で日程が決定されますが、予定では、一般質問は8日,9日,12日です。



先日日田に行きました。
日田駅のげた

おもてなしの花火

2016年8月20日土曜日

子宮頸がんワクチン副反応被害⑩


治療法の確立とともに早急な救済制度の実現、またこの問題に対する医療機関、社会での理解が進むことを願います。

 

最後にYさんからのメッセージです。

 

私は高校1年の時に無料で半強制的に打たされた年代です。現在20歳です。今では副反応として、記憶力が低下したり、歩く事が困難になりました。今ワクチン接種が推奨されていますが、絶対打たないでほしいです。私はこのワクチンによって未来を奪われましたこれ以上辛い思いをする人をふやしたくないと思っています。


古賀市は、被害者の状況を鑑み、迅速な対応をしていただきましたが、全国では多くの被害者が支援もなく苦しんであります。

国の事業であることからも、国に早急な対応を求めるべきと考えます。よって、9月議会において、早期救済を求める意見書を提出するつもりです。

2016年8月17日水曜日

子宮頸がんワクチン副反応被害⑨


そもそも子宮頸がんについてですが、厚労省の人口動態統計によると、子宮頸がんによる死亡者は、20歳未満はゼロで、30代が166人、70代以上が1043人と高齢になるほど死亡者が増えています。

ヒトパピローマウィルスは感染しても9割のケースでは免疫機能や上皮細胞の新陳代謝によってウイルスが自然に排除されるそうです。

 

NPO法人日本消費者連盟は、「必要ですか?子宮頸がんワクチン」という冊子を出していますが、その中で、その効果や必要性に疑問があり、定期接種として行うことには問題があるとしています。

 

定期接種という国の事業ではありますが、このように重篤な被害をもたらす子宮頸がんワクチンの接種は中止すべきと考えます。
   

 

もちろん、子宮頸がんに限らず、ガンにかからないためできる限りの努力は必要です。厚生労働省は、「HPVワクチンは定期的な子宮頸がん検診の代わりになるものではなく、正しい子宮頸がんの知識を持ち、何よりも早期発見のためにがん検診を定期的に受診することが重要である」としています。      

 

検診を充実することで、がんの予防は可能になるのではないでしょうか。

 

つい依最近の情報ですが、留学をしようとした女子学生が、留学先の国から、定期接種になっている予防接種はすべて受けて来るようにといわれ、このワクチンも接種されたそうです。ところが副反応の症状が出て、留学どころではなくなった、と聞きました。

 

薬害防止を目的とするNGO薬害オンブズパースンでは、有効性と安全性が確立しておらず定期接種化すべき理由はない。とし、安全性においても、厚生労働省の公表する副反応発症頻度と副反応数は、実際よりも過小な数値である可能性が高く、氷山の一角に過ぎないと考えられる。HPVワクチンの積極的勧奨の再開を阻止し、さらに定期接種の対象から除外するよう求める。としています。

 

2016年8月15日月曜日

子宮頸がんワクチン副反応被害⑧


厚労省へ申し入れに行った際の、被害者のお母さんの悲痛な叫びが耳に残っています。

子どもたちは日々成長しているんです。のんびり構えていられないんです。

早急に手を打っていただきたい」と。

 

 

救済の審査について私なりに調べてみました。

任意接種の場合は厚労省ではなく、PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)へ申請することになっています。そこでは審査に89カ月はかかるということです。しかも、この4月までの請求件数は272件、そのうち決定したのは114件、支給84件、不支給29件、取り下げ1件ということで、半分以上は審査待ちの状況です。

 

定期接種は厚生労働省が給付主体になります。20154月の毎日新聞の記事によると、13件の申請があっているが1件も結論が出ていなくて、実質的に塩漬けの状態と報じています。

国は救済制度に則り、速やかに救済に係る審査をするとしていますが、

先日、厚労省に問い合わせたしたところでは、526日までに26件の申請があり、16件が審査され、9件が支給、5件が不支給、2件が保留ということでした。

副反応の報告が2906件もあるのにこの数です。

 

このような審査状況がある中、その審査に至るまでも遠い道のりです。

被害者から市町村へ申請し、市町村から県へ、県から国に、国では2か月に1度の審査会にかけられる。しかし、書類の不備などがあればまたそこで時間がかかってしまうことになります。何よりも、スタート時点の市町村へ出す書類が、先ほど述べたように揃わない事態があります。国の救済へのハードルはなかなか高く、すぐには救済へつながりません。

2016年8月11日木曜日

子宮頸がんワクチン副反応被害⑦


5月に、ワクチン被害のことで、福岡の団体が厚労省へ申し入れをするというので同行させていただきました。
厚労省の事務官の方が78人、真摯に対応していただくなか、「救済手続きに必要な書類作成や患者の診療を適切に行うよう医療機関に指導徹底されたい」という要望に対して、厚労省は協力依頼をしているというお返事でした。確かに医師会に向けた依頼文書が出されていますが、現実には厚労省の説明とは裏腹に、医療機関の協力体制は十分ではありません。書類が揃わない状況にあります。

 

その様な状況の中、自治体が独自に支援を始めているところもあります。


北海道美唄市、恵庭市、茨城県牛久市、東京武蔵野市など、九州では宮崎市が昨年の12月から、福岡県下では大川市が2710月から救済をはじめています。

 

国の事業ではありますが、自治事務として自治体が予防接種の実施主体である以上、副作用被害者救済に対しては万全の姿勢で臨む必要があると思います。

 

牛久市の支援実施要項では、「子宮頸がん予防ワクチンの接種後、持続的な痛み、しびれ、脱力、不随意運動等の症状があり、日常生活に支障が生じている者に対し、症状と接種との因果関係が明らかとならない段階において、現に症状を有している実態に即して適切な医療が受けられるよう支援する」とされています。


市民の苦痛を取り除くという観点からの支援ということです。

 

古賀市でも独自でぜひ救済を考えていただきたいと願うものです。

2016年8月9日火曜日

子宮頸がんワクチン副反応被害⑥


子宮頸がんワクチン副反応被害については広く周知することが必要と考えます。


Yさんや、多くの被害者の方は、これから先がどうなるか先が見えなくて不安だという思いを抱えてあります。親御さんの不安も同じです。

 

周囲の理解があること、わかってもらえることで、頑張る力になると話されています。ワクチンによる被害のことを積極的に情報提供し、多くの方の理解を得ることが大事と考えます。

 
副反応のことを広く知らせることで、ひょっとして、未だに原因が分からずに、病院を尋ね回ってある方がいるかも知れない、そんな方に気づいていただけるかもしれません。副反応についての情報発信が必要と思います。


古賀市では1480人の方が接種されているとのこと。接種された方々のその後を追跡調査する必要があるのではないかと考えます。




次に救済についてですが、国には、予防接種後の健康被害救済制度というのがあります。市長会の損害賠償保険「予防接種事故災害補償」というものもあります。

任意接種の時期の救済手続きはPMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)に、また定期接種になってからの手続きは厚労省へと申請するようになっていますが、共に、救済が決まるまでには相当の時間がかかるようです。

まず、第1に申請書類がなかなか揃わないという状況があります。

それはなぜか、必要書類を病院が書いて下さらないからです。

Yさんの場合も役所から書類をもらい準備にかかられて、何度も病院へ足を運んでありましたが、最近になって役所の支援もあってやっと申請にこぎつけられたということです。


病院については、書類だけの問題ではありません。

診療段階においても理解がなく、ワクチンとの因果関係を認めることはなく、「心の問題でしょう」と片づけられることも多いそうです。国が指定した協力医療機関においてそのような状況です。

厚労省は、都道府県に相談窓口を設置、医療的な支援の充実など、被害者に寄り添う姿勢を文書では示してはいますが、医療機関の対応は、全く支援とは縁遠い状況に今もあります。

 

2016年8月7日日曜日

子宮頸がんワクチン副反応⑤


8月の第1週は夏祭りなどがいっせいに行われます。
また、花火大会も各地であるようで、久しぶりに電車で博多駅に行くと浴衣を着た若いカップルがたくさんいます。どこに行くのかと思いきや、筑後川の花火大会とか。へー、そんなに遠くまで行くんだとびっくり。若い人は元気!

古賀市でも、若い人だけではなく、高齢者の方々の元気な取り組みが発表されました。
「笑顔のつどい」で、東小校区、緑のまちづくり、中学校のPTCAの活動が報告されました。




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以下はシリーズで掲載しています子宮頸がんワクチン副反応について第5回です。


では全国の状況はというと、

定期接種となった年、2013年に、全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会が東京日野市に発足しました。先月、事務局長の池田氏を尋ねてお話を伺いました。

 

事務局に寄せられた相談件数は約3000件、症例は530件にものぼるということで、何冊ものファイルにしてありました。

 

 被害者連絡会事務局には、発足当初から電話が殺到、事務局の池田氏は、夜中にもかかってくる電話の応対に、事務所に泊まり込む日も続いたということです。

というのも、接種を促したのは大半が母親で、ひどい副反応に苦しむのは少女だけではなく、それを進めた母親たちも苦しい思いをされていて、家のものに何で接種させたのだと責められる方も多いとかで、こっそり深夜に相談して来る方もあるからだそうです。

 

青色でマーカーしているのは回復していないものです、と見せてくださったファイルはその大半が青色で塗りつぶされていました。

厚労省が回復としてカウントしている人で、回復に至ってない方もあるという話もされていました。

 

冒頭にも、その症状をいくつか述べましたが、このワクチンによる被害の状況はすさまじいもので、一人で4050もの症状がある方もあるそうです。

 

不随意運動は自分の意思に関係なく勝手に体が動く症状で、それが何十分も続くとのことです。記憶がなくなった娘さんが、お母さんに「あなた誰?」と聞くとのこと、まるで認知症の症状です。親はどれほどつらいか、察して余りあるものがあります。ひどい痛みやだるさなどは周りにわかりませんから、本人の辛さは図り知れません。

 

多くの被害者は、中学生、高校生であって、学校に行きたい、みんなと普通の学校生活を送りたいと願ってあります。子どもにとって学校はとても大事です。頑張って学校へ行っても、保健室登校になったり、どうしても休みがちになります。「気持ちの問題だ」などと周囲や先生方に理解してもらえず、やむなく学校を止める方が多いそうです。

Yさんもその一人でした。Yさんは、すでに20歳になっていらっしゃいますが、学校へ行きたい、友達と過ごしたいという望みはずっと持ってありましたが、叶いませんでした。

 

2016年8月4日木曜日

子宮頸がんワクチン副反応④


ではいったい副反応がどんなものか、古賀市の被害者の方にお話を聞きましたので紹介します。

 

●Yさんの状況

 

古賀市の被害者、現在20歳になられるYさんは、高校1年生の9月から翌年3月にかけて3回、グラクソ・スミスクライン社のサーバリックスを接種。接種時の痛みもひどかったということですが、3月に3回目を打って後、その年の12月ごろから、まず、朝起きられなくなり、登校に支障がでてくる中で、睡眠障害、うつの症状もでてきて、学校に行けたりいけなっかたりの状況になったそうです。

それまでとてもまじめだったYさんの変化に、クラスでは疎外され、先生からは「気分の問題」だと言われるなど、身体的な苦痛に加え、精神的にもかなり苦しい状況だったようです。

そんな状況でもどうにかこうにか2年生は過ごされたそうですが、その間にも、適応障害てんかん症状発症皮膚のかゆみメニエル耳がおかしくなる目がおかしくなる、頭痛、吐き気、皮膚や足の疼痛は寝ているときも続くことがあり、その症状ごとにあちこちの病院を回られたそうです。

なんでうちの子だけにこんなに次々病気が出るのだろう、と親御さんは原因が分からないまま、いくつもの病院をかけずり回り、心配をされてこられました。

学校にはできる限り行くよう頑張ってありましたが、3年の夏、とうとう行ける状態ではなくなり、やむなくやめられたそうです。

 

この3月に子宮頸がんワクチンによる副反応症状についてのテレビ放映で、我が子と同じ症状を見て、これだ!と思ったそうです。確かにワクチンを接種したと思い至り、はじめて原因がわかったということです。原因がわからずもやもやしていたものがとりあえずほっとしたという感じです。と話されました。

 

しかしながら症状は続き、とがった針を突き刺すような足の痛み殴られるような頭痛、最近は記憶障害も出てきて、足し算ができない、書くこともおぼつかない、言葉がでない、現在は歩くのも難しくなり、外出時は車いすを使用されています。

 

Yさんのこのような状況に、親御さんはつきっきりとなり仕事にも行けない状況にあります。いです!私はこの状態になって、難病指定にしてほしいと思いました。病院はたらい回し。病院代や、診断書料金がふえるばかり。もし同じような人が居たらきっと、金銭面、精神面、大変だと思います。私の市では、副反応を訴えたのが私一人です。ニュースでも、新聞でもいいから、同じように悩まされてる人と一緒に国に訴えたいです。

 

 


2016年8月2日火曜日

交流館オープン

待ちに待った交流館がオープンしました。


長らく使用した研修棟に変わり、古賀市にとっては久々のハコモノが完成しました。
1日は月曜日でしたので、休館日でしたが、オープニングの式典が執り行われました。


今日からが実質のオープン。利用開始です。


昨日も多くの市民の方々が見学にみえていました。


フリースペースがふんだんにあるので、用事がなくてもふらっと遊びに行けます。
みんなが集えるスペースになるといいですね。


授乳室もあります
赤星さんの絵も出番が来ました

2016年8月1日月曜日

子宮頸がんワクチン副反応③


この子宮頸がんワクチンについて少し説明すると、「サーバリックス」と「ガーダシル」の2つがあります。
どちらも子宮頸がんの原因とされる発がん性のある約15種類のヒトパピローマウィルスすべてに対する感染を予防するものではないということです。


「サーバリックス」はHPVの16型と18型の2つ、ガーダシルはHPV6,11型、16,18型の4つを予防するというもの。
日本人一般女性の16型・18型の感染率は0.7%。(参議院厚生労働委員会 H2.3.28より)

さらに予防効果は、69.4年ということですので、12歳で受けたら、20歳前半で予防効果はなくなることになります。


そして何よりも、このワクチンは、子宮頸がんを減らしたという実績ありません。

この子宮頸がん予防ワクチン接種についての案内書(ピンクの案内書を配布)の一番下に小さく書かれています。「子宮頸がん予防ワクチンは新しいワクチンのため、子宮頸がんそのものを予防する効果はまだ証明されていません」

 

予防する効果が証明されていないワクチンを、国は積極的に接種を働きかけ、少女たちは、親に促され、先生に受けなさいと言われて何の疑いもなく、ガンにならないんだったらと、痛い筋肉注射を3回も受けたわけです。

古賀市では、1480人の方が接種しています。

そして、その中のお一人が健康被害に会われたということです。