2013年8月7日水曜日

藤の木古墳

奈良の斑鳩町にある藤の木古墳の視察研修に行ってきました。
古賀市で馬具が出土したことで、今後の取り組みの参考にということで、国宝の
藤の木古墳がある斑鳩町を訪れました。

聖徳太子の文化と法隆寺がある斑鳩町。
人口28000人とこじんまりとしたまちでしたが、落ち着いた雰囲気でした。

古賀市で出土した物をはるかに超える、見事な馬具などが出土。
発掘当時は藤の木フィーバーと称されて大変話題になったということで、ご記憶が
ある方も多いと思います。
未盗掘のもので、金銅製の冠や履、筒形品などが埋葬当時の状態で、見事な
ものでした。

古墳近隣の方々に配慮した公開をしたり、古墳を再現して、最初の見学者には
車いすの方を招待するという、関係者の心配りに、藤の木古墳が町民みんなの
宝ものであるという意識が表れていて感激しました。
担当の学芸員さん、教育長のお人柄がにじみでた、心暖かなおもてなしでした。

朱塗りの家形石棺

竜や鳳凰や象といった文様が施された金銅製鞍金具

藤の木古墳


法隆寺

0 件のコメント:

コメントを投稿