2016年7月9日土曜日

高齢社会における女性の生き方

雨の中、久しぶりにに北九州の男女共同参画センター「ムーブ」に行ってきました。


6月に福岡で行われたWWAS=Working Women in an Ageing Society=(活躍する女性と高齢化する社会)国際会議 のフォローアップ会議の北九州タウンミーティングに参加するために。


基調講演が「高齢社会をよくする女性の会」理事長の樋口恵子氏で、演題は「高齢化する社会と地域における女性の活躍」というもの。


なぜ北九州なのかというと、
地球丸ごと高齢社会でその最先端を行っているのが日本、その中でも北九州が高齢化率が高いとのこと。29.6%だそうです。


樋口氏は84歳ということですが、その力強い話しぶりはとてもとてもそのようには見えない。


高齢女性の問題として「貧困と健康」について印象に残ったことば。


・ボーヴォワールのことば「人は女に生まれない。女になるのだ」をもじって
 「女は貧困に生まれない。女を生きて貧乏になるのだ」


・日本名物貧乏ばあさん


・小間切れ、非正規就労による低年金


・現在の少子化は女性の無意識のストライキ




私は常々、議会は高齢者ばかりで、もっと若い人がでなくてはと思っていますが、樋口氏は、今の
国会議員は70歳以上は少なくて、高齢者のことをそうでない若い世代が決めていることに、高齢者は疎外されている。高齢者のことは高齢者当事者を入れて考えるべきだと。高齢の議員も必要だと。確かに一理あります。
数は力なり。私たち団塊世代の数は死ぬまでついて回りますが、4人に1人が高齢者となった今、
政策決定の場に高齢者は居て当然かもしれません。


ちょっと安心して、これからもがんばろうと力が湧いてきました。







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