1月31日の西日本新聞に、古賀市のサンコスモにある「こども発達ルーム」の記事が載り
ました。診察中の内容を職員が無断で聴いたというもの。
このことについては、文教厚生委員会に所管の部長から報告がありましたが、説明を
受けても、いまひとつ腑に落ちませんでした。
発達ルームのプレイルームには、保護者の要望で確かにマイクの設置がされていて、隣の
部屋で聴くことができます。それは、情報を共有するためものです。(他でもほぼ同じようにされ
ているようです。) 相談にみえたこどもさんの情報を職員で共有し、よりよい支援をしていこう
ということでしょう。
私が知る限り発達ルームの職員さんは、誠心誠意職務を遂行されています。
新聞記事により、誤解が生じないことを願います。
7日付で古賀市のホームページに市長名で下記の文書がでました。
お 詫 び
このたびの本市保健福祉部所管の「プレイルーム」に関する新聞報道につきまして市民の皆様に不信感とご不安を与える結果となりましたことに対し、まずもってお詫び申し上げます。
本市が設置しています「こども発達ルーム」は、発達に心配や悩みを抱える子どもさんとその保護者の方に対し、適切な理解と支援を行うため様々な発達支援の事業を実施しています。
この発達支援事業のひとつであります嘱託医師による療育相談(医師健診)は、子どもさんの発達特性を医学的見地から診ることにより、子どもさんの健全な育ちを図ることを目的として月に1回実施しております。保護者の皆様が子どもさんの特性を理解し、今後の見通しを持ち、子育てに役立てていただけるように、取り組んでいるものです。この療育相談(医師健診)では、毎回、相談終了後に医師と関係職員全員によるカンファレンスを実施し、情報の共有を行うとともに、今後の支援について話し合っています。また、内容についての記録は、個人情報として取り扱い、管理しています。
今回、この療育相談中の相談内容がマイク越しに隣接する観察室から聞き取られていたという市民からの訴えがあり、新聞報道となりました。
このマイクにつきましては、プレイルーム①で行われている療育の様子や検査場面の様子を、観察室から保護者の方が聴くことができるようにと、昨年7月12日から当該プレイルーム①の天井に設置していたものです。
療育相談(医師健診)には、子ども対応者、療育担当者及び記録者の3名の職員が同席していますが、それ以外の職員が、業務上、観察室に保管している教材用具の出し入れや担当する子どもの状況確認のため、一時的に観察室に入室することがありました。
このことが大きな誤解を招いたものと深く反省するとともに、心からお詫び申し上げます。市としましては、このことに保護者の同意を得ていないということからして、ご指摘の点を真摯に受け止め、療育相談(医師健診)の場所の変更や観察室の適正管理を行うなど、早急に対策を講じたところです。
今後、このような疑念を抱かれることがないよう、気を引き締めて、市民の負託に応えられる行政サービスの向上に努めてまいりたいと、決意を新たにするものであります。
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