ではいったい副反応がどんなものか、古賀市の被害者の方にお話を聞きましたので紹介します。
●Yさんの状況
古賀市の被害者、現在20歳になられるYさんは、高校1年生の9月から翌年3月にかけて3回、グラクソ・スミスクライン社のサーバリックスを接種。接種時の痛みもひどかったということですが、3月に3回目を打って後、その年の12月ごろから、まず、朝起きられなくなり、登校に支障がでてくる中で、睡眠障害、うつの症状もでてきて、学校に行けたりいけなっかたりの状況になったそうです。
それまでとてもまじめだったYさんの変化に、クラスでは疎外され、先生からは「気分の問題」だと言われるなど、身体的な苦痛に加え、精神的にもかなり苦しい状況だったようです。
そんな状況でもどうにかこうにか2年生は過ごされたそうですが、その間にも、適応障害、てんかん症状発症、皮膚のかゆみ、メニエル、耳がおかしくなる、目がおかしくなる、頭痛、吐き気、皮膚や足の疼痛は寝ているときも続くことがあり、その症状ごとにあちこちの病院を回られたそうです。
なんでうちの子だけにこんなに次々病気が出るのだろう、と親御さんは原因が分からないまま、いくつもの病院をかけずり回り、心配をされてこられました。
学校にはできる限り行くよう頑張ってありましたが、3年の夏、とうとう行ける状態ではなくなり、やむなくやめられたそうです。
この3月に子宮頸がんワクチンによる副反応症状についてのテレビ放映で、我が子と同じ症状を見て、これだ!と思ったそうです。確かにワクチンを接種したと思い至り、はじめて原因がわかったということです。原因がわからずもやもやしていたものがとりあえずほっとしたという感じです。と話されました。
しかしながら症状は続き、とがった針を突き刺すような足の痛み、殴られるような頭痛、最近は記憶障害も出てきて、足し算ができない、書くこともおぼつかない、言葉がでない、現在は歩くのも難しくなり、外出時は車いすを使用されています。
Yさんのこのような状況に、親御さんはつきっきりとなり仕事にも行けない状況にあります。
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