予防接種といえば、ある程度の副作用があるというふうには誰もが考えると思います。
私もそう考えている一人です。
しかしながら、この子宮頸がんワクチンによる副作用は尋常ではありません。
今回、古賀市に被害者が出たことで、はじめてワクチンの副作用について学ばせていただきましたが、その健康被害の重篤さに、こんなことがあっていいものかと驚くばかりです。
年間にり患する方は1万人、うち2700人の方がなくなっているという子宮頸がん。
「ヒトパピローマウイルス」と呼ばれるウイルスに性行為などを通じて感染し、長期間、感染した状態が続くと子宮頸がんになると言われています。
ワクチンを接種すれば全体の5割から7割程度の種類のウイルスへの感染を防ぎ、がんになるリスクを減らせるとして、国は、小学6年生から高校1年生までの女子を対象に接種をはじめました。
ワクチンを接種すれば全体の5割から7割程度の種類のウイルスへの感染を防ぎ、がんになるリスクを減らせるとして、国は、小学6年生から高校1年生までの女子を対象に接種をはじめました。
子宮頸がんワクチン、正式にはヒトパピローマウィルスワクチンといいますが、2009年に販売が開始され、2010年11月に成立した「ワクチン接種緊急促進特例交付金」により「公費助成」による無料接種が始まりました。
定期接種ではないワクチンの費用を、公費で負担したのははじめてのことだそうです。
(そこまでしてワクチンの接種を勧めたというのも疑問です)
古賀市でも、2011年と2012年には施政方針でも取り上げられ、無料による接種が積極的に行われてきました。
予防接種といえば、ある程度の副作用があるというふうには誰もが考えると思います。しかしながら、この子宮頸がんワクチンによる副作用は尋常ではありません。発熱、疼痛、てんかん症状、生理不順、めまい、記憶障害、歩行困難などなど、1人にいくつもの症状がでるという重篤なもので、少し調べただけでもとんでもない状況にあることがわかりました。
2013年4月には予防接種法に基づく定期接種となりましたが、多数の副反応の報告があったことから、その年の6月には積極的には勧めないという方針に変えました。しかし、定期接種として今でも続いています。
これまでに、339万人の方が接種し、最新の情報では副反応の報告が2,945件あるということです。
古賀市にもつい最近、被害者がいらっしゃることが分かりました。
全国の多くの被害者の方と同様に、この方もいくつもの症状に苦しみ、家族ともども将来に不安を抱きつつ、病院通いを続けてあります。
青少年を大事に守り育てなくてはいけない国が、その事業により、少女の未来を奪い、苦しめています。古賀市が出した案内状により、それを疑うこともなく信じて接種したことで、重篤な被害に苦しむ市民がいます。
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